闇単デスザーク
今回は新弾のマスタースペルである
卍夜の降凰祭(バンナイトカーニバル)を使って闇単デスザークを組んだのでそちらを紹介して行きたいと思います。
闇単デスザークというデッキタイプは去年の環境トップであり、現在の環境においてはそこまで強くないという認識をされている方が多いと思います。
この呪文が追加されたところでその事実は変わりませんが、このカードの登場もあり1部の環境Tia2レベルぐらいのデッキであれば戦えるレベルには来ていると判断していいでしょう。
僕もデスザークは登場してすぐに手を伸ばしたデッキであり、思い出もあるのでそれなりに真剣に組んできました
ではレシピをご覧下さい
各カードの採用理由
ドゥシーザ
小型獣の処理が行えるカードです起用に立ち回れるためしっかり4枚採用していますが後術の不採用カードのところで出てくるドゥグラスを入れるならこのカードやドゥポイズ、グリペイジあたりから少しづつ枠を割いて入れましょう
ドゥスン
対面の呪文のコストを1重くします。
環境を蔓延る赤青ミッッァイルには早期段階からこれを建てられるとテンポが取りやすいです。今回は2枚の採用ですが個人的には3枚くらいでもいいと思います
ドゥポイズ
序盤だけでなく終盤の除去にも使える優秀なカードであり、ラビリピトとガリュザークで詰める際に必要になってくるカードです。最近だと2枚の採用が多くみられますが個人的には3枚で良いのかなと思っています
ドゥリンリ
毎ターン終了時に墓地を肥やせる優秀な魔道具です。これを2ターン目に置けるとテンポが良くなるかと思います。4枚採用です
グリギャン
3ターン目にデスザークを建てるためには2コスト魔道具→3コストグリギャンの動きが必要です
3ターン目にスザクを建てる際のみならず単純に墓地を肥やせるので4枚採用です
グリナイフ
セイバーマフィギャングを所持しているためデスザークやガリュザークの場持ちを良くします。強カードではありますが使う機会も限られる為、ピンでの採用です
ヴォーミラ、ヴォガイガ
デスザークに於ける核とも言えるクリーチャーで、中盤はこの二種類のカードを2枚ほど建ててスザクとラビリピトでコントロールして行きたいですね
ヴォーミラは墓地から魔道具の蘇生、墓地肥やし、ヴォガイガは魔道具のコスト軽減、墓地肥やし、回収とかの二枚だけで色々な事が可能です
勿論両方共に4枚積んでいきます。
ラビリピト
こちらもこのデッキの核と言っても差し支えないカードでしょう
デスザーク、ガリュザーク、メラヴォルガルが出た際に相手のハンドをロストソウルします。
ラビリピトとヴォーミラを建てて盾を1枚ずつ削りつつ、ガリュとドゥポイズで毎ターン全ハンデスしていきましょう
4枚の採用です
メラヴォルガル
ここは自由枠です
僕は今回悩んだ挙句盾に接触しつつドローも出来るこのカードを採用しましたが、この枠はトリガー枠兼マナの縛りが出来るガリュの3枚目、又は全体除去が可能な魔凰デスザークでも良いかと思います。
デスザーク
タップインが非常に強力なカードです。
3ターン目に建てる動きが強いのは言わずもがな、中盤や後半でも登場時能力の破壊を駆使し、盤面のコントロールもできます。以前までのデスザークであれば4枚採用していますが今はバンナイトカーニバルで無理矢理掘ってくる事も可能なので3枚の採用です
卍夜の降凰祭
今回のデッキコンセプトです
後ほど詳しい説明をします
ガリュザーク
主にマナ縛り、ラビリピドの部分で記したハンデス等で使用します
下の呪文面もトリガーとして機能するため防御としての面もあります。
先ほどの自由枠を使って3積みすることはできますが今回は2枚の採用です
不採用カード
ドゥグラス
トリガー枠として採用するのは充分強いカードだとは思うので小型魔道具の1部の枠を割いて採用するのはアリだと思います
魔凰デスザーク
相手のクリーチャー全てのパワーを-3000します。横並びの盤面を壊せるので今の環境において優秀な点もあると思います。自由枠で採用を検討してみてもいいかもしれません
ここからは卍夜の降凰祭の強い点と弱い点を解説させて頂きます
強い点
無月の門・終の使用条件が従来の無月の門と異なり魔道具の登場時では無くなったのでラビリピトと絡めやすくなりました。
更に墓地、ライブラリ、手札を参照して場に出せるのでドルスザクの登場も安定します。またこの呪文のコストも8なのでラビリピトのハンデスが入ります。(ほとんど使う事はありませんが...)メラヴォルガルのブレイクの前にハンデス能力を解決してからブレイクするのがいいかと思います。
更にこの呪文であれば下のカードを4枚の状態でガリュを出したり、減ったライブラリの回復も行えます。
弱い点
ジャミングチャフ等が効くのは勿論のことですが、デスザーク等の今までの無月の門は召喚であったためカマス等のバウンスが気になりませんでしたが、今回の無月の門はバトルゾーンに出すというテキストですので従来の物と勘違いしてカマスの能力でバウンスされている事を忘れてはいけません。
また大きな欠点としてこの呪文は墓地から唱えられないというところがあります(もし可能であればバケモノ間違いなしでした)
このように今回追加された卍夜の降凰祭はデスザークに革命をもたらすまでは至りません。しかしながら間違えなく強化ではあるので皆さん使ってみてはいかがでしょうか?
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